100眼 Painting

島根県雲南市の「きすき桜まつり」にてゲリラペインティング!
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2015年4月4日(土)
@島根県雲南市「きすき桜まつり」

ミヤケン(ミヤザキケンスケ氏の通称)に「褌もって取り敢えず雲南に来い!」と連絡を受け、急遽訪れたきすき桜まつり。実は来たものの、何とミヤケンはノープランだった!
しかし大学時代の後輩である小中大地というアーティストもきすき桜まつりに参加していることに、先輩である俺たちはあざとく目をつけた。
小中大地は自分の作品展開を「ゴブリン研究活動」と銘打っている。非常にざっくりいうと、あらゆるモノに目、口、鼻を描いてゴブリンという生き物を誕生させるというスタイル。(彼の作品紹介はこちら『小中部屋』)
ここぞとばかりに小中氏の作風に乗っかって、取り敢えず身体に100個の眼を描くというゲリラパフォーマンス『100眼 Painting』の開始!
小中氏の可愛いゴブリンとは打って変わって、100眼の妖怪が誕生した。

まずは白眼を描いていく。小中大地氏も参加しての3人のコラボレーション企画。
この時点では、草間弥生の作品のオマージュのようでもあり、わりかし可愛いらしい。
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ミヤケンは「目の上に眼を描く」というお約束のお馬鹿なアプローチ。

続いて黒眼を入れていく。画竜点睛のごとく、黒眼を描き込んでいくにつれて妙に生々しくなっていく。
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そして徐々に妖怪へと変貌・・・。
可愛い作風を持ち味としている小中氏は、この先輩達の愚行に次第に遠い眼差しを向けはじめる。

一心不乱に眼を描き続けるミヤケン。気づけば小中氏は居なくなっている。
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子供達の熱い眼差し!
もちろん恐怖に涙する子供も!
しかしこちらが手を振ると、泣きながら手を振り返してくれる不思議な子供もいた。

男子中学生は「まじヤバい!」と言いながら、写メを連射で撮りまくる。
女子高生は「気持ち悪〜い」と言いながら、なぜか嬉しそうにはしゃぐ。
ギャルママは「可愛い〜」と言いながら、泣いてる我が子を抱いて記念写真を旦那さんに撮らせる。
おばちゃんは「あらやだ!?」と言いながら、口元を手で隠しながらも目はしっかりと見開く。
おじいさんは「寒くないかね?」と言いながら、労いの言葉をかけていく。