ながらながらのゲン担ぎながら初日を待ちながら

おはようございます。
本日は2013年1月15日。
昨日の雪との戯れに、いろいろな出来事があったのではないでしょうか。
こちらは雪の中での『上野ストアハウス』へ劇場入りとなりました。
本日は仕込み2日目。
初日を待ちながら着々と作業は進んでおります。

さてお待たせしました。
トンカツ党首による恒例のゲン担ぎです。
昨日の昼休憩中ダッシュでカツいできました。
党首たるもの雪の中でもマニフェストは死守です。

本日の活動スポットは、上野駅入谷口と上野ストアハウスを結ぶ道沿いにあるとんかつ屋「まる一」。
入谷口を出てすぐにサンクスがあり、サンクスを右手にした道を進むと大通り(昭和通り)にぶつかります。
そこで左を向けば道なりに「まる一」の看板があります。
とんかつ「まる一」
ちなみに上野ストアハウスは、この大通りを真っすぐ進んで行って(途中で左手側に郵便局があります)、道路の反対側に釣り道具店の大きな看板が見えたら渡って(道沿いには左手側に喫茶店があります)、そのままその脇道を入って下さい。
すぐに中華料理屋さんがあるはずです。
最初のかどを左に曲がればマンション(左手側)があり、そこの地下が劇場になっております。

失礼。
ナビゲートに夢中になってしまいました。
ということで雪の中たどり着いた「まる一」。
コートを脱ぎつつ、案内されたカウンター席に座るか座らないかのタイミングで、すぐに「ロースカツ定食お願いします」と伝える。
『決してメニューを見ない』そして案内し終えた店員さんが『ホッとする瞬間』を狙って注文する。
これぞトンカツ党首のパフォーマンスの見せ所です。

ただしこれだけだと、一見せわしいだけの人に見える可能性があります。
そこでとどめのパフォーマンス!
カウンターに座った時に揚げ氏がチラッとこちらを見る瞬間を狙って『揚げ氏と目線を合わせる』。
そして乙女が恥じらう如く『目線を逸らして照れくさそうに微笑む』。
この瞬間、脇目もふらずトンカツを愛してきた人間像が浮び上がります。

さぁトンカツを揚げ続けてきた者と食し続けてきた者のランデブータイムです。
まさにカウンターは天の川。
織姫と彦星。
はたまたバルコニーの手摺に見えたなら、そこはロミオとジュリエット。
イムジン河に見えたなら…とまぁ思いは様々。
まる一揚げ
さぁ揚げ氏が今、目の前でラブレターを書いてくれています。
ウフフ。
まる一ロース
届きました。
熱々の熱い恋文。
まる一肉厚
肉厚チェック。
脂身の比率に含まれる恋の香り。
ただただトロける…。

ロースカツ定食1,200円。
安すぎず高すぎずまさにベスト!

素晴しい時を過ごし、店を出るとまだ雪の降る景色。
うしろ髪をひかれる思いでまた劇場に戻ります。
この時の心のBGMは上野ならでは「あずさ2号」です。

さて『ゴドーを待ちながら』いよいよ初日を迎えますぞ。

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2013年の研究テーマ発表

あけましておめでとうございます。
餅も正月3日目を過ぎた頃からカビが生える事を学び、慌ててブログを書いてこのHPがカビるのを脱出しようとしています。
今年も不定期更新ではありますがよろしくお願い致します。

さて2週間後に本番を控えた正月はサラッと過ぎていきました。
この追い込まれ感は大学受験の時以来な気が!
そういえば本番の時期はまさにセンター試験の頃でしょうかね。

役者はそれぞれの正月を終え、本日から新年の稽古初めです。
そしてそれぞれがゴドーさんに悩まされた正月だったようで…。
しかしその結果、明日からの稽古がまた俄然楽しみになってきました。

そろそろご予定が見えてきたあなた!
是非ご予約を〜。
今からチケットの伸びが始まりそうです。
意外と16日(水)19時〜が人気です(初日割引があるからかしら)。

それとは別に2013年の研究テーマがハッと閃きました。
今年は『ドブ』について考察してみたいと思います(もちろんトンカツも引き続き)。
決して正月ボケではありませんよ〜。

閃きのきっかけは今回の帰省中でした。
実家というものが、僕にとっては歳を重ねるうちにだんだんと居場所が無くなっていき、やる事がない僕はいつも近所をブラブラ散歩するんです。
今回の帰省では、本番が2週間後に迫ったという事もあり、ブラブラ散歩しながら考え事や台詞覚えをしていました。
それでフと気がつくと、ドブ沿いの手すりにもたれて考え事やらをしていたんですね。
ベンチとか喫茶店とかも散歩の端々で見かけたのですが、最終的に落ち着いた場所はドブの前でした。
我が故郷のドブ
今年のテーマ『ドブ』への探求がここから始まります。
思い返せば、昨年はドブの近くを通るたびに「俺はドブが好きなんだよ〜」って酔っぱらってくだを巻いていました。
その時は私が酔っぱらっていたため連れの者に適当にあしらわれた記憶があります。
でも今回は酔っぱらわずしてドブに吸い寄せられ、その瞬間「これはドブに何かあるな…」と直感的に思ったわけです。

ということで次回のドブレポートはその匂いや浮遊物、奇妙な生き物などに迫ってみたいと思います。
ドブ…意外と眺めていられるもんですよ。

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ゴドーを待ちながら〜人は道々て…

さぁさぁ『ゴドーを待ちながら』の稽古とその事を考える日々が続いています。

先日、FaceBookにて私はこんな文章を書きました。
「僕は大学の頃パフォーマンスというものを表現方法として用いていました。そして今、演劇という分野にいます。そこでこの『ゴドーを待ちながら』という台本に出会いました。僕がかつて作品を作り続ける中で、何を渇望していたのか、その事が書かれている様でビックリしました。」
多少酔っぱらった勢いで書いた気もしますが、改めてこの事を考えてみます。

『ゴドーを待ちながら』という台本を読んだところで、自分が渇望していた問題に対して実際に何か答えがあったワケではありません。
しかし読みながら自分のパフォーマンス作品『人は道々て』をやっていた時を思い出しました。

このパフォーマンスは物語の展開を排除して、とにかく何かしてみて時間を潰してみようと試みたパフォーマンスです。
もう少し青臭い事を述べると、自分の人生がパフォーマンスとして成立するものかどうかを考えてみたものです。

一応、鉄の台車を引く、格子の家を建てる、家から出る、といった行為の手掛かりはありますが、予め決めた物語の展開を追うものではありません。
とくに家を建てて中でボーッと座っている時は、本当にボーでした。
でもやっぱりずっとボーッとしているのは時間が経たずに辛くて、家から出るといった行為に移ります。
「家から出る=何かする」というザックリした思いがあったので、絶えず動くことにしました。
最初は動ける事が楽しいんですが、いつこのパフォーマンスを終える決めていないだけに、やはり動いて時間を潰すのも徐々に辛くなってくるものです。
そうすると何のためにこのパフォーマンスをやってるのか、分からなくなってきます。
だからといって「このまま終わっていいものだろうか」という自問自答の繰り返しが始まります。
そういった事を悶々としながら時間が過ぎていった気がします。

やはりまだ文章に整理が付きませんでした。
今回の『ゴドーを待ちながら』と共に再び考えてみたいと思います。

『人は道々て』の動画をアップしています。
よろしければこちら
*32分41秒ありますが、物語の展開は特にありません。

もし『ゴドーを待ちながら』も気になりましたら、是非劇場にてご覧ください。
チケット申し込みはこちらか、問い合わせフォームにても承っております。

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祭りの前にゲン担ぎ

虚構の劇団:第8回公演『イントレランスの祭』初日まであと4日後に迫りました。
今日からは劇場で本番に向けて明かりを作ったりします。
そこで恒例のゲン担ぎを!
今回白羽の矢を立てたトンカツ屋さんは「かつ精」。
劇場前の通り沿いにあるトンカツ屋さんです。
店内は4人がけのテーブル席3つと、カウンターが10席。

夜は1,500円〜のメニューなのですが、時間的にランチだったので覗いてみるとやっていましたランチ定食。
ロースカツ定食、ヒレカツ定食ともに900円。
平日のお昼時ということも有り、サラリーマンの方やキャリアウーマンの方が午後の仕事に向けてスタミナを補充していました。
愛嬌の良い揚げ氏の親父さんとチャキチャキ女将さんに、寡黙な仕事人(野球でいえばセカンドタイプ)の奥様、トライアングルフォーメーションの客捌き。
長年やっている手際の良さが伺えます。

近頃寒くなってきたので温かいお茶が嬉しいです。
お茶をすすると、トンカツに恋い焦がれる沸点を静めてくれます。
一口目のトンカツに気持ちの爆発を持って行く為に、ここではまだ心穏やかである必要が有ります。
「芸術の秋」とはそういった感情の起伏を楽しむ物なのです。
とか何とかいろいろな事に酔いしれている間に…

揚がりました!
もちろん私はロースカツ定食。
ランチならではのバランスの良い量。
6カットのトンカツ。

断面チェック!
きっちりと左端に脂身を従えて衣を纏っております。
美味しいトンカツです。

さて味の批評が「美味しい」という一言で済ませてしまっていますが、普通に美味しいのです。
これは決して感動が薄かったのではなく、むしろトンカツというものをさらっと生活のワンサイクルに取り入れてしまったかのような安心感。
添えられたキャベツも丁寧な千切りですし、米も艶立っていますし、白味噌の味噌汁もトゲの無い口当たり、そしてきんぴらとゴボウとお漬け物。
ランチならではなのかもしれませんが、非常にバランスの良いプレートなのです。
「トンカツを食べた!」という充足感だけで心身が満たされるよりも、その一歩手前でまだ心身に隙間を残してくれる。
つまりこれは「トンカツを食べた!」という一瞬の輝きに心身を奪われる物ではなく、トンカツを食べた後の余韻が「身の回りの風景をあなたは如何に感じますか」という、トンカツからの問いかけだったのです。
芸術の秋、トンカツの秋…。
我思う故に我有り。
カツ思う故に我有り。

心身の隙間を残された私は、晴れ渡った空を見上げて「ん〜すっかり秋だねぇ」としみじみ感じるのです。
うそです。
しみじみ感じたのは「もうすぐ本番だねぇ」でした。

この場を借りて『イントレランスの祭』を宣伝。
11月3日、10日の土曜日の昼間、11月4日、11日の日曜日は残り5枚を切っております。
チケットご用意できますので是非とも応援よろしくお願いします。

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自主企画から一週間

おはようございます。
先日の自主企画が終わり早一週間。
ようやく事後処理から作業して荒れていた部屋が片付きました。
まずはご来場頂きありがとうございました。

『抜け抜け尻小玉』というふざけたタイトルとこのフィバーな雰囲気とは裏腹に、じっとりとした作品になりました。
いろいろ反省点はありますが取り急ぎのご挨拶まで。

真夏の作業の遺産…。
「甲羅」です。

ただ今こいつをどこに保管するか悩む日々。

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暑さの合間にスタミナお付け下さい(その2)

ということで今日も暑かった!
今週も再びギラギラな日々ですね。

さて先日に引き続き、お次ぎは原宿駅よりお届け。

その名も『福よし』

過去に一度、この店を目的に原宿に向かったのですが閉店中。
しかもその閉店具合が半端なくて、異様なまでの静けさ…。
もしかして店が潰れた!?とショックを受けたのを覚えています。
でも御安心下さい。
今回たまたま原宿を歩いていて、「あの敷地はどうなったのかなぁ」と思っていたら、煌々たる誘い。

まさに「一目惚れのあの娘に、町中でバッタリ遭遇!」が如し。
大の男が恋心をくすぐられる、この衝撃度合い!
トンカツとの駆け引きは、なんて私の人生を豊かにするのだろう。

表には慎ましく飾られるサンプルメニュー

決して出しゃばらず、かといって洗練されているワケでもない、田舎から出てきた生娘のように飾られたショーウィンドウ。
可愛いと思います。

さて舞い上がる恋心を落ち着けて、ちょっと小粋に暖簾をくぐります。
お客さんは私一人。
迎え撃つは何かいろいろと濃い親父さん。
店の中は非常に落ち着いたアダルトな雰囲気。
この顔でこの演出。
「親父さん、あんたドスケベだねぇ」と心の中で呟く。
さてカウンターを挿んで一対一の対決。
オーダーはもちろんロースカツ定食。
片眉をくいっと上げて「ありがとうございます」と下町風ダンディな親父の受け答え。

そして必見は!
親父のトンカツを油に入れた瞬間にあり!
えっ!?
なんとガッツポーズを取った!
そして片方の唇がニヤッと上がる!
今まで数々のトンカツ屋さんでカウンターに座ってきましたが、これほどのお祭り揚げ氏を見た事がありません。
こんな思い切った表現をするなんて…トンカツを出される前にまさかの絶句…。
絶句状態で舌が乾いてしまい思わずビールを注文。

そんなこんなで未知との遭遇に度肝を抜かれ、ビールを飲みながら今起こった事を反芻している間に…さぁ来ました!

なるほど!
さすがのパフォーマンスに相応しい仕上がり!
付け合わせに、千切りキャベツ、その下にレタスが敷かれ、もりっと寄せ打つポテサラ、その上にくし形切りトマトが鎮座。
美しい…。

さぁさぁ切り口をご覧あれ〜。

右側にきっちりと肉の愛が引き締まり、左端にジュワッと肉の愛が溢れ出す。
ムフフ。

ビールを飲んで気分が良くなってしまい、下町のダンディとダンディズムな生き方なんぞをお話し。
この親父は肉屋もやっているそうで、原宿界隈の飲食店にも肉を卸しているそうな。
そして店の上には表彰状があり…この話は特に長くなるので『福よし』に言った際に是非とも直接親父に聞いて下さい。

という事で原宿より愛を込めてトンカツレポでした。

あっ!大事な事を一つ。
8月の11日、12日に『虚構の劇団・自主企画』をやります。
何とチケットの売れ行きが絶好調でして、もうギリギリのご予約になってしまいます。
ご都合付きそうでしたら是非とも早めのご連絡を!

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暑さの合間にスタミナお付け下さい(その1)

週末一気に涼しくなりました。
暑い時に熱いモノを載せるのも一興だと思ったのですが、これから訪れるであろうさらなる暑さ対策に熱いモノをご紹介しておこうかと…。

なんてそれっぽい事を述べましたが、「トンカツを食べた」という知り合いの方の呟きを見て火がつきました。
単純に撮り貯めていたトンカツ写真をレポします。
このレポを見て是非お腹が鳴る事を期待します。

まずは『かつ城』

新大久保駅からグローブ座という劇場に向かう途中に発見。
こんな所にもトンカツの血が流れているなんて!
これを見過ごす事は出来ない。
豊富なメニュー。

特筆すべきは新大久保ならでは韓国語の表記が入っている事。
韓国料理を食べに新大久保駅に下りる日本人も入れば、新大久保で働く韓国人にとってはトンカツこそが日本なのだ。
サムギョプサルとトンカツによる国際交流。
さすがトンカツ!
…しかし痛恨のミス。
トンカツの写真を保存し忘れました。
でも大丈夫!味、値段ともに最高!
とくに厨房にいるコックさんが桑マンみたいな方で渋い。
そしてホールを仕切っている方がキャップをかぶったじっちゃんで、これまた小粋。
近所の方もよくいらっしゃっているようで、野球中継を見ながらビールとトンカツを突っついていました。
下町のトンカツ屋さん。

そして立て看板!素晴しい!蛾のように魅き寄せられる私。
最近の私はトンカツ立て看板に弱い…。

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